さかざきちはるのペンギンルームができるまで あと少し
〒843-0301佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738
tel.0954(42)0210
嬉野温泉 和多屋別荘

『ペンギンアパートメント』巡回展が常設ミュージアムへ、そしてペンギンルームへ!
さかざきちはるさん初の常設展示会場「ペンギンミュージアム」がオープンしたのは2024年5月18日のこと。私たちにとってまさに、夢のようなお話でした。あれから1年……展示を入れ替え、商品をつくり、イベントを開催するなど、さまざまな催しを行ってきましたが、このたびなんと!新たにペンギンルームを設えていただけるという、とびきりのお話が持ち上がったのです!

2万坪もの広大な敷地に、5つの宿泊棟と温泉棟、露天、河畔サウナ……と、さまざまな施設が悠々と、贅沢に配置された和多屋別荘。隅々まで手入れの行き届いたお部屋や空間に身を置くと、日常の中にもうひとつ、別の新しい1日が生じたような、すがすがしい気持ちになります。

〝古き良き温泉旅館旅館〟という佇まいこちらのお部屋が今回の舞台(みやび館の3階の「山中(やまなか)」)。リノベーションデザインを手がけてくださるのは、ペンギンの展示でもたびたびお世話になっているOpen Aの大我さん(頼もしい)です。
スタッフ一同で目指しているのは、のびのびと手足をのばしてゆっくり呼吸できる空間、ゆるりとくつろげる場所。ふと目をやると部屋のそこかしこ、ごく自然にペンギンたちの姿を垣間見ることができる─、そんなお部屋にしたいと考えています。

原画と泊まれる 本とアートの部屋
宿泊予約ができるようになるのは、もう少し先の話。ここではペンギンルームに展示されるアートのこと、オープニングイベントのことについて、少しだけお話ししておきます。
ペンギンルームには、さかざきちはるさんがこれまでに手がけてきた本(絶版含む)と、原画が展示される予定です。本は今や希少品。なかなか重版されることがありません。さかざきさんの手元にある私物をお借りして、宿泊されるお客さまには自由に閲覧いただけるよう準備中です。しかしなんといっても、いちばんの見どころは、2メートルにも及ぶ壁画アート(嬉野の伝統工芸品名尾和紙使用)です。─「和紙に原画を描くのは初めて」とさかざきさん。
展示される主な原画作品(予定)
- 『ペンギンアパートメント』作品から2〜6点
- 企画展ごとに描き下ろしされる原画(50cm)
- 名尾和紙の壁画アート(2mほど)
オープニングイベント開催(変更になる場合があります)
イベント1 さかざきちはるさんによるルームトーク 参加費¥有料(嬉野茶&ペンギンマカロン付)
7月6日、オープンに先立ち、さかざきちはるさんによるトークイベントを開催します。壁面に描き下ろしされた作品にまつわるお話や、ルームツアーも。参加申し込み・金額は6月初旬にお知らせいたします。
イベント2 五色の短冊に願いをこめて 参加無料
7月7日・七夕までの間、ミュージアム横に笹が設置されます。短冊に願いごとを書いて自由に吊るしてください。後日、嬉野温泉を司る神さまの神使である白ナマズが祀られた豊玉姫神社にて、短冊奉納の儀を行います。五色の短冊は三服で配布されます。

お問い合わせ 和多屋別荘(6月初旬頃から受付開始予定)
