いつもと違う場所で手を動かす

ここ一年くらい出張手芸部を毎月2ヶ所でさせてもらっている。そのひとつに社会活動をミニクーパーが支援し、料理研究家の枝元なほみさんが主催しているB&Bカフェがある。毎月第2土曜日こんもり欅に囲まれた豊島園のけやきの森季楽堂で枝元さんのランチや夜のパン屋さんや野菜農家さんやお花屋さんやマッサージなどが集まり、色々わちゃわちゃ楽しい場が繰り広げられてます。


今月は「シェアする本棚」がテーマだったので手芸部は端切れでブックカバーを作りました。隣のコーナーで本を選んでそれに合わせて端切れを選んで作るブックカバー。上下を選んだ本の大きさに合わせて折り片方を本がはさめるように折って、上辺と下辺をちくちく縫ったら出来上がり。小さなしおりをつけても可愛い。本を読む事減ったと言われているけど、お気に入りのブックカバーつけたら大事な一冊になる。
B&Bカフェは残すところあと2回。のんびりけやきの森で手を動かす時間もいいよ。

いい日曜日を。

「小さなしおりをつけても可愛い」とあるけれど、読書好きからするとしおりって本当に大切。スピン(本に直接付いている紐のしおり)が付いてない本を読み始めた後に紙のしおりも挟まってないとわかった時は、ほんのり絶望的な気分になる。その度にレシートやティッシュ、ストローの包み紙など「本に挟める薄い紙」を探すのは本好きあるあるだと思ってるけど、どうでしょうか?しおりはおまけとして付けるのではなくて、「小さなしおりをつけておくと未来の自分に感謝されます」と偉業を成し遂げるくらい気持ちでブックカバーにしおりをつけて欲しいです。(娘・もも)

にちようびのエビ
編んだり縫ったり、アクセサリーやリメイクお洋服を作る岩切エミとの連載よみもの。日曜日更新です。
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