オフする時間

編んだり縫ったり、アクセサリーやリメイクお洋服を作る岩切エミとの連載よみもの。日曜日更新。

私にはこれが必要

私はどんな時でも、帰ってくると必ずビールを飲む。ほんのちょっとだけでも飲む。元気で帰ってきた日も、友だちと楽しい時間を過ごした日も、つらいことや悲しいことがあった日も、必ず。それは私がスイッチをオフする作業のようなもので、その時間があるから力を抜くことができる。
私がビール好きなのを知っている人が多いから、ビールをいただくことも多い。先月義理の母が亡くなった際には、母が大好きだったサイダーが棺に入れられたけど、きっと私の時にはビールだなぁ。飲み過ぎには注意します。

いい日曜日を。

自分が自分のために作る時間って誰にでも必要で、それはエミさんの場合はビールを飲む時間。わたしの場合は、一歩も外に出ない日を作ることが自分のためには必要。エミさんのように毎日少しずつ時間を作る人もいれば、わたしのように大きく作る人もいる。みなさんの自分のための時間って、どんな時ですか?(もも)

岩切エミ
大阪生まれ。多くのファッションメーカーの商品企画、開発に携わり、99年にオリジナルブランド を立ち上げリメイクを中心とした物作りする。
著書に『ちょっと かぎ針編み』『アクセサリークロッシェ』『大人のドールつくり』など。
Instagram:@emi_i.tokyo

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人